山奥に佇む蕎麦屋「芦屋川 むら玄」(兵庫県芦屋市)

お食事

芦屋の山奥に、ひっそり佇むお蕎麦屋さん「芦屋川 むら玄」。自然に囲まれて食事ができる、開店前から列ができる、ミシュラン一つ星……といった心くすぐる評判にずっと魅せられていましたが、ついに行ってまいりました!

芦屋の市街地から車で山道を数分のぼり、芦有(ろゆう)ドライブウェイの料金所前の別れ道を左へ入ります。お店はすぐそこ。徒歩ではなく、車かバスかで行くことをオススメします。バスなら、阪急バスが1時間に1本のペースで通っているようです。

むら玄の駐車場は、お店の建物と建物の間を抜けたところにあります。「ここ、車で通っていいのかな…?」と心配になりながらゆっくりと進み、開けた場所に駐車。

開店5分前に到着すると、離れのような場所で既にお客さんが1組待たれていました。混んでいるのかと思いきや、僕は2番目で開店と同時にすんなり入店。平日だったからかもしれません。

手前の建物で入店を待ちました。奥に写っている建物が本店です。
店内の様子です。落ち着いた雰囲気が素敵でした。
店内からの景色です。季節によっては、外のテラス席も開放されるそうです。夏は新緑、秋の紅葉も魅力的です。

むら玄のお蕎麦は、十割蕎麦。ざる蕎麦と玉子焼きを注文しました。

お蕎麦屋さんのメニューでは、よく「盛り蕎麦」と「ざる蕎麦」の記載がありますが、あの違いは何でしょう。お食事を待つ間に調べたところ、海苔が付いているかどうかで違いが生まれるようで、「海苔付き=ざる蕎麦」とのことでした。

まもなく、玉子焼きがやってきました。

玉子焼きです。隣には大根おろしが添えられています。

キラキラぷりっぷり……。これは頼まないわけにはいきません。醤油と大根おろしでいただきました。

続いて、お待ちかねのざる蕎麦もテーブルに並びました。

ちゅるんとしたお蕎麦はコシがあって、噛めば噛むほど風味が口に広がります。僕はお蕎麦と玉子焼きの組み合わせを初めて食べたのですが、相性が良く、とても美味しかったです。

食後はつゆを蕎麦湯で割って、最後の最後まで堪能しました。蕎麦湯がほわ〜んと染み渡り、身体が芯から温められました。

ざる蕎麦と玉子焼きで2,200円のお勘定です。大満足なお食事と空間を惜しみながらむら玄を後に。この日、私が滞在していた間に見かけたお客さんは、私の他に3組でした。むら玄は予約ができないので、ぜひ時間に余裕を持ってお楽しみください。

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